経営者と対等に話ができる。
普通の会社では
なかなかないことだと思います。
労務管理部
武田 大亮
- --どのような業務をされているのでしょうか。
- --顧問先のお客様の労務相談を受けたり、私は医療・介護関係を中心にお手伝いしておりますので、特に歯科や介護の開業支援を担当することが多いです。介護に関しては、許可取りから指定申請までを担当しています。
- --介護関係はあいまいな部分も多いと聞きますが、いかがでしょうか?
- --あいまいな部分も多いですし、3 年に一度の法改正についていく必要があります。一度覚えれば終わりではなく、常に変化がある業界なので、そこに追いついていくのは大変かもしれません。全員ができる必要はありませんので、介護については私ともう 1 名が主に担当する形になっています。
- --今は入社何年目ですか?
- --新卒で入社して、丸6 年経つところで、次が 7 年目になります。
- --担当業務への思いを教えてください。
- --周りのメンバーは他でもいろいろと経験して中途で入社している者が多いのですが、私は「社労士」「社会保険」「労働保険」という言葉も聞いたことが ない 0 の状態からスタートしているので、そこに関しては私が一番ミウラの考えに染まっているのかもしれません。一日一日の積み重ねが糧になっているような気がします。
- --仕事上大切にしていることはありますか?
- --お客様に対して、いかに分かりやすく伝えるかということ、逆にいかに相手の話をくみ取れるかということを心がけています。
- --直接お客様とやり取りをするようになったのは、いつ頃からでしょうか?
- --最初の半年~1 年は先輩についてまわって、徐々にその担当を引き継ぐかたちで私自身の担当が増えていきました。新たな業務として介護関係等をどんどん増やしていきました。
- --苦労されたことは何かありますか?
- --私は現在 29 歳なので、基本的に同僚を含めて接する人は全て年上なので、そういった点です。入社当時新卒で 23、24 歳で担当を持つということは、相手は会社経営者が多いので、「こんな若造に任せていいのか」という不安を持たれることが多かったです。 例えば先輩と全く同じ言葉を伝えたとしても、正直相手の反応が違ったりするので、見た目で判断されてしまうことへの葛藤はありました。長くお付き合いしていくと距離も縮まって信頼していただけるのですが、第一印象はどうしても若いということもあり、資格を持っていないということもあり、そこからスタートしていくことは大変でした。 しかしそれが逆に「マイナスからのスタート」ということでモチベーションになることもありました。最近では肩書きを与えてもらえているので、前よりは少しやりやすくなった部分はあります。また私自身が良い意味でその部分を気にしなくなってきたということもあると思います。
- --他に大切にされていることはありますか?
- --何事においても、どうすればスムーズに効率良く進められるかというイメ ージを常に頭の中に持つようにしています。
- --こちらの会社を選んだ理由は何でしょうか?
- --私は京都の大学に通っていたのですが、実は一度就職が内定していたところで取り消しになってしまい、卒業から入社まで 1 年ほど間が空いているのです。こちらに入ったきっかけは、新卒で応募したわけではなく、ハローワークを経由しています。 元々「ザ・サラリーマン」といった大きな会社の中の 1 人でいるよりも、小さな会社の中の 1 人でいるほうが自分に合っているという考えから、士業を探すようになりました。その流れでたどり着いたのがこちらです。
- --実際に働いてみていかがでしょうか?
- --ミウラの性格もあると思いますが、何も知らない新人でもある程度仕事を任せてもらえたので、そこはとても感謝しています。序盤から責任のある仕事を任せてもらえることは、プレッシャーももちろんありますが、他では味わえない経験だと感じています。経営者と対等に話ができるということは、普通の会社ではなかなかないことだと思います。 1 企業の中の 29 歳の社員が社長と話すのと、社労士事務所にいる 29 歳の私が社長と話すことでは、全く違う意味を持つのではないでしょうか。私が右と言えば右に行くこともあるので、もちろん決断力を求められるプレッシャーはありますが、そこのやりがいはすごく感じられます。
- --社長としても、成長させる目的で任せているのでしょうか。
- --そういう部分もあると思います。今でこそ 20 人ほどに増えましたが、私の入社当時は 5,6 人でした。ここ 1,2 年で倍ほどになっています。当時いた職員から手取り足取り教えてもらって、あとは見ながら聞きながら成長してきた感覚はあります。 大企業のように全てにマニュアルや研修があるわけではありませんが、逆に言うと初めからデスクワークに留まらず即戦力になれるのは、個人的にはいいところだと思っています。
- --他に会社の自慢できる点はありますか?
- --社労士事務所という括りの中では常に最新、最先端のことをやっているところです。ただ、まだまだうちの事務所も発展途上にあり、全てが決まっているわけではなくこれからもどんどん変化していくとも思います。つまりそれはいつどのタイミングで入社してもやっていけるということでもあるので、その変化自体を新鮮だとか楽しいと感じられる方にとっては、飽きのこないとても良い会社だと思います。 同じ顧問先を担当していても、発生するトラブルはいつも違いますし、同じ日は絶対に来ない仕事だと思うので、それはプラスに考えると常に新鮮味があるということではないでしょうか。逆に言えば何が飛んでくるか分からない、という部分もあります。
- --入社を検討されている方に向けて、何かメッセージがあればお願いいたします。
- --やはり事務所としても変化しながら成長していきますし、士業の世界のベ ースは法律でずっと変化していくものですので、そういった変化を前向きに捉えられる人にとってはとても良い環境だと思うので、ぜひいらしていただきたいと思います。
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