個人型確定拠出年金（iDeCo）と企業型確定拠出年金（企業型DC）の違いとは？

確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度です。

加入者自身が拠出する個人型確定拠出年金(iDeCo）と、
掛金を事業主が拠出する企業型確定拠出年金（企業型DC）があります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)と 企業型DC(企業型確定拠出年金)の違いは何でしょう？

一番の違いは目的です。
iDeCoは自分で年金を準備する自助努力を重視した制度であるのに対し、企業型DCは福利厚生の一環として
従業員のための退職金制度として提供されています。2つの制度の違いついて詳しく見てみましょう。

「iDeCoと企業型DCの違い」

１． 加入対象者

iDeCo
国民年金第1号被保険者…60歳未満の自営業者やその家族
国民年金第2号被保険者…65歳未満の会社員(役員を含む)・公務員
国民年金第3号被保険者…60歳未満の専業主婦(夫)
国民年金任意加入被保険者…60歳以上65歳未満の者(海外居住者は20歳以上)

企業型DC
厚生年金被保険者…原則70歳未満の会社員(役員を含む)

２． 掛金の限度(拠出限度額)

iDeCo　　　　月額23,000円

企業型DC         月額55,000円

３． 税制優遇

iDeCo　　　　全額所得控除、社会保険料対象

企業型DC　      全額所得控除、社会保険対象外

４． 手数料

iDeCo　　　　全額個人負担

企業型DC　     全額事業主負担

５． 運用商品

iDeCo
個人が加入したプランを金融機関等(運営管理機関)が選定している運用商品から選択できます。

企業型DC
会社の委託を受けた運営管理機関が選定した運用商品から選択できます。

以上が個人型確定拠出年金（iDeCo）と企業型確定拠出年金（企業型DC）の違いに
ついてまとめたものになります。

みらいパートナーズでは企業型DC導入支援を行っております。
ご不明な点はぜひご相談ください。
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