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従業員に賞与を支給したときに必要な手続きって?

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企業は、従業員に賞与を支払った場合、「被保険者賞与支払届」を提出する義務があります。
今回は、賞与支払届の手続きについて確認しましょう!

 

① 賞与支払届とは

賞与支払届とは、賞与の支給額を記載し、納付するために必要な届け出書類です。
月々の給与と同じように、賞与からも社会保険料が控除されます。

 

② 賞与支払届の手続き

1. 賞与支払の確認
2. 届け出書類の準備
3. 賞与計算における社会保険料の計算
4. 届け出書類の記入・提出
5. 保険料の納付

 

③ 賞与支払いの確認

賞与支払届の対象は、労働者が労働の対価として受け取る者のうち、年3回以下で支給されるものとされています。

 

◆賞与支払届の対象となるものの例

夏・冬賞与 : 年2回の一般的なボーナス
期末手当  : 決算期に支給される一時金
業績賞与  : 業績に応じたボーナス
能率手当  : 成績に応じた臨時の手当  等

 

④ 賞与の支給額をもとに、保険料を算出します。

賞与に掛かる保険料 = 標準賞与額 × 健康保険・厚生年金の保険料率

 

⑤ 届出書類の提出

企業は、従業員に賞与を支給した日から原則として5日以内に、日本年金機構に提出しなければなりません。

提出先:管轄の年金事務所または年金機構広域事務センター

 

賞与を支給した場合は、忘れずに5日以内に、賞与支払届を提出し、社会保険料を納付しましょう。
将来の年金額に影響するため、期限内の対応を徹底しましょう。