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健康経営って?なぜ今健康経営が推進されるのか
最近「健康経営」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
経済産業省が推進する健康経営とは、一体どのようなものなのでしょうか?
◆なぜ、今健康経営が推進されるのか?
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ご存じの通り、現在日本は人口減少と高齢化が進んでおり、日本の総人口は、今後100年間で100年前(明治時代後半)の水準に戻っていく可能性が示唆されています。
この変化は千年単位でも類を見ない、極めて急激な減少です。
また、高齢化率も2030年に31.6%、2050年には38.8%と予測されており、この数字は世界でもトップレベルです。
この急激な人口減少と高齢化に適応し、企業が経営を存続するためには、健康への投資を促進し、就労世代の活力向上や健康寿命の延伸等を実現することが大変重要になってきます。
◆生涯現役社会の構築
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2007年から日本は「超高齢社会」に突入しています。誰もが健康で長生きすることを望めば社会は必然的に高齢化することを考えると、 「超高齢社会」は人類の理想とも言えます。
戦後豊かな経済社会が実現し、平均寿命が約50歳から約80歳に伸び、「人生100年時代」も間近となった今、平均寿命の延伸に対応して、「生涯現役」を前提とした経済社会システムの再構築が必要となってきています。
企業も超高齢社会に適応するために、社内体制の再構築(従業員への健康投資)が必要であるということは言うまでもありません。
◆健康経営とは
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「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
健康経営は、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つです。(経済産業省HPより)
健康経営(従業員への健康投資)が企業にもたらす効果として、以下のようなものが挙げられます。
・従業員の健康増進・活力向上
・優秀な人材の獲得、人材の定着率の向上
・経営課題解決に向けた基礎体力の向上
・企業の成長ポテンシャルの向上
・組織の活性化、生産性の向上
・イノベーションの源泉の獲得・拡大
この中でも私たちは特に【優秀な人材の獲得、人材の定着率の向上】が重要と考えております。
①優秀な人材が定年によりここ数年で引退する可能性
②現役世代が傷病や精神疾患により離脱
などで悩まれている企業様もいらっしゃるのではないかと思います。
それに加え、求人獲得が難しくなっている現在、上記の①②の人材に長期的に健康的に働いていただける土台作りは急務であると考えております。
ぜひ、継続した会社経営を行うために、従業員・役員の皆様を含め、会社全体として健康を見直されてはいかがでしょうか。