3次元で捉える
私たち士業は様々な事象を2次元で捉えるきらいがあるような気がします。
例えば社労士や税理士、また行政書士であれば、法律上の行政手続が
2次元的な動作で仕事は解決できるような事です。
ただ、就業規則や決算、申告書を2次元で見たときと3次元で捉えた時では
イメージが違います。
就業規則は端的に言えば、紙やデータとなり、法律に則ってルールを書いて
あるものです。また決算書、申告書も同じで数値が並んでいるものです。
さあ、それではこれを3次元で見ると・・・
会社の組織、全体像を理解しなければ答えが見えてこない、そのようになる
のではないでしょうか?
就業規則で言えば大きい組織に適用するためには、経営全体の数値を理解
(決算書、その他から理解)、組織図、地図、敷地図などなどから会社をイメー
ジして、作る必要があります。
税理士さんの決算、申告その他業務、また行政書士さんの各種許認可申請
なども同じことが言えます。
これからは3次元的に捉え、知的複眼思考で様々な事象にあたらなければ
物事の本質(本来の問題点)はみえてこないのではないでしょうか?