三次元、四次元への理解
私たち、社会保険労務士は「法律家」であるという理解が多い
と思います。最初は私もそのように考えておりました。
書面から知識を学び、理解し、法律を武器にお客さんに対応
するものだと思っておりました。
行政への対応、手続への対応など確かにそのような理解で
問題は解決できたとと思います。
しかしながら、最近感じることは、それだけでは問題解決ができ
ないことです。
まずもって私たち社会保険労務士の仕事、使命は
お客さんの問題解決
です。
そもそも問題とは・・・
ということからスタートするのでしょうが、さて、問題とはなんで
しょうか?
最近のご相談の多くは
ハラスメント、問題社員への対応、能力向上の施策、
モティベーションアップ・維持、メンタルヘルス対策
などなどです。
これらのように、並べてみるとわかりますが、法律だけではどう
しようもない、このような問題に対して解決できないことがわか
ります。
さて、それではどうすればいいのか???
それは人の心を理解し、人事・組織面からもアプローチし解決す
る、すなわち私の理解では
三次元で考える
ということです。
書面や法律の二次元の世界でなく、三次元で考えなければ、解決
の糸口を探さなければなりません。
これからは、このような考えで問題にあたらないと解決は難しい
と考えております。
その先は、四次元の理解と問題解決ですが、この考え方が整理
出来た時にはまたお話をしたいと思います。