基本は大切。しかしそれより考え方はもっと大切です。
子どもにとっても、大人にとっても、また仕事にとってもプライベート
でも、すべてにおいて基本は大切だと思います(前回に引き続き)。
例えば私は子どもの頃からサッカーをしておりましたが、基本といえば
リフティング(ボールコントロール)とパス、そして、キックです。あたり前
ですね。どれくらいやっていたのかと言いますと、小学校4年から練習
が始まってからは必ずリフティングとパス練習からスタートです。私の
場合は今でも忘れませんが、小学校5年生でリフティングの回数では
連続2000回を超えておりました。中には4000回を超えるものもおりまし
たが、その時点で日本一のペースでした(ちょっと自慢)。
そのように基本を日本一忠実に行う、また、まもり続けることで先は明
るくなります。
中学校では全国優勝もしましたよ(これもちょっと自慢)
さて、大人にとって基本は何でしょう。
それは基本の学習と読書、そして自己啓発だと思います。たくさん勉
強し、本を読むことは大切ですね。
しかし、今回は基本のお話でなく
考え方
のお話ですので、基本はこれくらいで、考え方についてお話をしたい
と思います。
稲盛和夫氏は仕事の成果について以下のように言われております。
仕事の成果=考え方×熱意×能力
能力は持って生まれたモノ、熱意は努力することです。
上記の内、最も重要なこと、それは考え方あると言われております。
私も同感であり、考え方については非常に重要視しております。上記
の計算式によると、考え方が間違っていれば能力と熱意は無駄になる
と言ってもいいくらい大切な要素なのです。
私たち社会保険労務士は様々なサービス提供と経営、労務について
アドバイスをさせて頂いておりますが、誤った考え方を持ってお客さま
に接すると、回答が全く変わる場合があります。
どのようなことかは、次回書きたいと思いますが、とにかく回答が違っ
てくるのです。
しかし、このことはほとんどの方が理解しておりません。
一言でいうと、主観か客観の違いで考え方の違いが出てくるのだと思
います。
私たち専門家はしっかりと、冷静にこのことを考えなければなりません・・・。