ダンピングについて考える
ダンピングを日本語でいうと「不当廉売」ですね。
一般的にダンピングとは
採算を無視した低い価格で商品・サービスを投げ売りすること
ということのようですが、デフレの原因のひとつは正にこれですね
我々士業の業界でもよくあることです。価格競争のことですが、我々の業界でこのような
ことをすれば、将来を考えると非常に命取りの戦略になります。
昔からよく聞くのが、税理士や社労士の業界で「顧問のお客さんをダンピングでもっていか
れたー」といった話です。「うちの顧問料5万円だったのを半分の2.5万円でもっていった・・・」
なんてことですね。
ちなみに社労士の業界(熊本だけではないと思いますが)では上記のようなダンピングで
クライアントを横取りすることは、先輩社労士さんの指導により倫理上できないことになっ
ています。よって表向きは社労士(熊本)の業界ではありえない話です。
※実際はわかりませんけどね・・・
ただダンピングすると、価格競争を我々士業がやってしまうと
・能力やサービスの低下
・モラルの低下
・同業からの信頼の低下
などが考えられます。
よって、短期的にはいいのでしょうが、長期的に考えると自分で自分の首を絞める一番の
原因となります。
ちなみに弊社では全く割り込んでいくことは過去にも、将来にも絶対ありえません。
なぜなら、サービスを向上させる、サービスの質を維持する気持ちと自身があるからです。
ダンピングしてまで顧客を増やしている皆さん、早くやめないと後で大出血が始まりますよ。