
Touch On Timeを導入する際、「今使っている給与計算システムと連携できるのか」「連携後の運用をどう組み立てればよいのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。
私たちの勤怠管理システム導入支援資料には、Touch On Timeと連携可能な複数のサービスが具体的に掲載されています。
ただし、連携先が対応していても、自社の勤怠ルールと給与計算の項目が合っていなければ、想定した運用にはつながりません。
そこで、今回は資料に記載された連携サービスを整理したうえで、導入前に確認したいポイントを解説します。
Touch On Timeはどんなサービスと連携できる?
給与計算サービスへ勤怠データを渡す連携
Touch On Timeの連携先として、給与奉行クラウド、PCA給与、freee会計・人事、マネーフォワードクラウドなどがあります。
勤怠管理と給与計算は月次業務の中で連続しているため、Touch On Timeで集計した内容を給与計算側へつなげる場合は、項目の対応関係を整理することが重要です。
出勤日数、労働時間、残業、深夜労働、休日労働、休暇など、給与計算に必要な情報をどの項目として扱うのかを事前に確認しましょう。
連携できることだけでなく、自社が使用する項目を受け渡せるかまで確認することが大切です。
人事労務サービスと従業員情報をつなぐ連携
連携可能システムには、オフィスステーションも挙げられています。
勤怠管理と人事労務のシステムを併用する場合、社員番号や所属、雇用区分など、双方で使用する情報の扱いを決めておく必要があります。
複数のシステムで同じ従業員情報を管理する場合は、どのシステムを基準に更新するのかを明確にすると、登録内容のずれを防ぎやすくなります。
実際の連携対象項目は、利用するサービスの仕様を確認したうえで設計します。
連携方法はサービスごとに確認する
資料では連携可能なサービス名は確認できますが、連携方法や対象項目、データの受け渡し方向までは記載されていません。
そのため、導入前に具体的な連携条件を確認する必要があります。
「連携できる」ことと「必要なデータが希望どおりに連携される」ことは分けて考えましょう。
現在使っているシステムと必要なデータを整理してから設定へ進むことが大切です。

連携前に整理したい勤怠と給与のルール
勤務区分や休暇区分の名称と集計条件をそろえる
Touch On Timeから給与計算へつなぐ場合は、まず勤怠側の集計条件を整理します。
残業、深夜労働、休日労働、有給休暇などについて、就業規則や賃金規程と実際の運用を確認し、どの時間をどの項目として集計するのかを決めます。
企業独自の休暇や勤務区分がある場合は、名称だけでなく計算条件まで確認することが重要です。
勤怠側と給与側の項目対応が曖昧なままでは、連携後に手作業で修正する運用が残る可能性があります。
締め処理と給与計算への受け渡しタイミングを決める
勤怠データを給与計算へ渡す前には、打刻漏れや申請の未承認がないかを確認し、勤怠を確定させる流れを決めます。
従業員の申請、管理者の承認、勤怠締め、給与計算への連携という順序と期限を明確にしましょう。
複数の拠点や承認者がいる場合は、誰がどの段階で確認するかまで整理しておくことが重要です。
テスト運用で連携結果を確認する
本稼働前には、通常勤務だけでなく、残業、休日出勤、深夜勤務、遅刻・早退、休暇など、代表的な勤務パターンを使って確認します。
Touch On Timeでの集計結果と連携先で受け取ったデータを照合し、想定した項目へ反映されているかを確認します。
差異があれば、本稼働前に集計条件や項目対応を調整します。

Touch On Time連携は導入支援へ相談すべきか
就業規則と勤怠ルールを踏まえて設定を整理できる
私たちはTouch On Timeを含む勤怠管理システムの導入時に、就業規則や賃金規程、現在の勤務ルールを確認します。
労働時間、休日、休暇、残業申請などの運用を整理したうえで、システムへ落とし込むことを重視しています。
連携先が決まっていても、勤怠側の集計条件が実態と合っていなければ、次の業務へ渡すデータにも影響するためです。
給与計算と労務手続きまで見据えて連携を設計できる
私たちは社会保険労務士と社内SEが連携し、労務実務とシステムの両面から導入をご支援しています。
Touch On Timeと他のサービスを組み合わせる際も、勤怠集計後の給与計算や人事労務業務まで見据えて運用を整理します。
どのデータをどこで管理し、どのタイミングで連携するかを明確にすることで、担当者が迷いにくい業務フローを設計できます。
本稼働後の運用定着までフォローできる
システム連携は、設定が完了した時点で終わりではありません。
実際に月次処理を行うと、申請フローや集計条件、連携項目の調整が必要になる場合があります。
私たちは設定内容の整理、データ登録、操作指導、試験運用、本稼働、その後の運用フォローまでご支援しています。
まとめ
Touch On Timeでは複数の給与・人事労務サービスとの連携を検討できますが、重要なのはサービス名だけで判断しないことです。
自社で必要なデータ、集計条件、受け渡し方法を確認し、就業規則や実際の運用と整合する形で設定する必要があります。
私たちは勤怠管理だけを切り離して考えず、給与計算や労務手続きまで含めた業務フローを整理しながら導入を支援します。
現在利用しているサービスとの連携方法や設定に迷う場合は、実際の運用を確認したうえでご提案します。